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3. 防災訓練の種類

1)図上訓練
関係機関が一同に会して、災害発生による被害等を想定した上で、防災地図等を利用して相互の役割分担に基づく対策検討を図上で行う。イメージトレーニングもこの訓練の一種で、訓練の規模や参加機関の範囲など自由に変更できる利点がある。
<例>机上訓練、シュミレーターによる訓練、イメージトレーニング、パソコンによるゲーム

 

2)個別訓練
大災害の発生時において活動の要となる防災関係機関については、その実施すべき事務又は業務を的確、迅速に処理することが要求されるので、個別に訓練を繰り返し行って機材の取扱、操作等に習熟する必要がある。
したがって、市町村、公共機関等は災害発生時に処理すべき業務の対応能力の向上を目的とした訓練計画を定めておく。
<例>職員動員訓練、情報伝達訓練、避難生活訓練、津波避難訓練、新システム運用訓練、情報伝達機器取扱訓練等

 

 

 

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